ひとりひとりに「丁寧な看護」を。

1. 些細な病状の変化を見逃さない観察力を発揮します。
2. 苦痛をできる限り取り除くための看護技術を発揮します。
3. 今後おこりうることを推察する力を発揮します。
これらを統合し「丁寧な看護」を提供します。

代表の想い

 代表プロフィール

2004年に看護師免許取得後、市内2か所の総合病院に勤務。その間、2014年に緩和ケア認定看護師資格を取得し、その後は勤務する病院の緩和ケア専従看護師として多くのがん患者とその家族に対するケアに携わる。病院勤務と並行し、福島県立医科大学大学院医学研究科で修士号(医科学)を取得。2022年から東日本国際大学経健康福祉学部非常勤講師としてコミュニケーション技術Ⅰ・コミュニケーション技術Ⅱ・ターミナルケアを担当。2023年5月株式会社carefullyを設立。

 Message

弊社ホームページをご覧いただきありがとうございます。株式会社carefully代表取締役の上村博子でございます。

 現在の日本は超高齢化社会に突入し、病院における入院日数の短縮、在宅への復帰が推し進められています。不安だから入院していたい、介護する人がいないから入院を希望したい、独り暮らしだから入院、ということが難しくなっています。では、退院し自宅に戻りどう療養生活を送ればいいのか、臨床で出会った患者さんが「家のベッドにナースコールはついていない」とつぶやかれた横顔が思い出されます。病気になってから選んでいく道はどれも苦しい道です。どれが正解かも分からない中で、短時間で選ばなければならない緊張、そしていつも後悔と隣り合わせの選択を迫られる、そんな大変な局面を共に考え、共に歩む看護を提供したい。看護の専門家として自宅での療養生活を支える一助になりたいという思いから株式会社carefully を設立しました。臨床の中で学びを深めている看護師は患者さんの些細な変化を見逃しません。経験の中で培われた技術は、その人にとって必要なことを導きだします。学びと経験を持った看護師は今後起こりうる変化を推察できます。看護の専門家だからこそできる丁寧な看護を実践する場として2023年8月からケアフリー訪問看護ステーションをスタートさせました。

会社を設立するにあたり、看護で地域貢献したいという思いと同様に、教育を通して看護師・介護士の育成の一助になりたいと考えていました。少子高齢化社会となり、看護・介護の担い手不足が叫ばれています。実践の場で活躍している看護師・介護士が、自らの仕事の役割とその価値を実感し、現場で起こる「困った」を解決する糸口を見出して実践に繋げてほしい、そして、活き活きと現場に立ち続けてほしい、そんな思いから株式会社carefullyでは「看護師・介護士教育支援」を行っています。多くの困難ケースへのアプローチを経験した知識・技術・学び・考え方を皆様と共有し、「困難ケースを実践する楽しみに変える」実践教育を皆様の現場でぜひ役立ててほしいと思っております。

患者さん、ご家族の大切な時間が不安だけで埋め尽くされることがないように、自宅に居ても「大丈夫、訪問看護師が来てくれるから」と思っていただける訪問看護ステーションを目指してまいります。また、教育支援を通して、地域で働く仲間である看護師や介護士が活き活きと仕事をする一助となることを目指してまいります。

株式会社carefullyは、看護と教育を通して地域医療の一翼となれるよう取り組んでまいります。